第28回 モデラーズクラブ合同作品展報告 |
|
|
車談呆人 カー模deリング GARAGE24 |
今年のテーマは「ツートンカラー」。お題に沿った作品は全体の半分ほど。 こうやって一つの目標に合わせて作って持ってくると楽しいですね。 |
一体型のボディーの各部を切り離し、フル開閉。中も細かく作り込んだ他、電飾も仕込むという徹底ぶり。 彼の地元、テレビ愛知の「極上ライフ おとなの秘密基地」で製作工程を長期取材の上紹介された、あの作品です。 「さかもっちゃん」登場の回は番組歴代最高の視聴率だったらしいです。模型をやらない人から見れば、「ドアを切り離して開閉させる」とか「細かい部品を自作して作り込む」などの技は信じられないことなんでしょう。 でも番組を見た奥さんの感想は↓ 「細かいところは色々違うんだろうけど、あんたのやっていることとあんまり変わらないので、珍しくもなんともない」 |
架空のカラーリングかと思ったら、実車の写真を見せていただきました。 |
彼ならではの車種選択。 |
ボディーのリアの形状を直したり、バンパーをアルミ板で作ったりしています。 文句なしの美しさです。 |
|
1986年公開の「ブラックライダー」という映画に出てくる車だそうです。 ご存知の方もいると思いますが、彼は自分でデータを作り、「MODERA」という3Dプロッタで切削加工するという手法でオリジナルモデルを制作しています。 3Dプリンタは使いこなす人も増えてきましたが、こちらの手法はさらに一歩先を行っていると感じます。 |
「ジュラシックパーク」から「ジャリパーク」へと展開。 |
|
今年も小遣い節約のため、普通列車でやってきました。 |
来年は受験準備に入るため、模型はしばらく凍結のこと。 再来年の静岡でまたお会いしましょう。 |
伝説のカーモデルコンテスト同窓会連盟 |
メンバーの多くは四十数年前に開かれたコンテスト参加者。 若干若い人も混じっていますが、平均年齢60歳くらい。 |
|
タミヤが出していた1/18のM8Aだけでなく、色々なキットが。 |
|
例えばピンクの丸で囲んだブレーキディスクですが・・・、 |
|
|
|
|
来年は完成品が見られそうですね。 |
|
|
|
|
後は自分で仕上げて なお彼は「1/12は大きくて塗装が大変」と言っていましたが、「ミニ」で大きいなんて言われたら私なんかどうなるか・・・。 |
|
|
|
1977年のサザンクロスラリー優勝車。 「N上」さんのお作りになるジャンルはこの年代のレースカーが多いのですが、この車も当時のニオイが伝わってきます。 |
年代物の車種選択が多い「おっさん」連合の中で一服の清涼剤になってます。
|
「N島」君の作品目当てに来られる人も多くなっているようで、頼もしいメンバーです。 |
|
|
|
|
「1年半で一作が目安」だそうです。 |
当時の資料や、四十数年の風雪に耐えたコンテスト参加作品が並べられています。 |
私のカレラ10の隣に並んでいるフォーミュラカーです。 |
当時13歳というのが驚き。 あの時会場に一緒にいたんですね。46年ぶりの再会になります。
|
作者の「N」さんは今はプラモをやっていないそうですが、静岡の展示会の楽しさを満喫したようで、来年もまたやってくると約束してくれました。 |
|
|
|
|
|
|
|
右はイマイですけど、ユニバーサルジョイントは形だけです。 当時私も両方見ていましたが、買ったのはタミヤでした。選択の決定打はユニバーサルジョントでした。 |
会場で見た、素晴らしい作品 |
ここから先はランダムに、私が「いいなー」と感じた作品を紹介させていただきます。ブースや作者名をメモしきれなかったものもありますが、ご容赦ください。 |
|
|
このキットを知っている人が喜ぶ姿が目に浮かびます。 |
|
「クラウンモデル」と聞けば、スーパーカー世代のおっさんは 「ああ、子供のころ電池入れて走らせて遊んだな」 と思いだすキットメーカーの一つだと思います。他にも「イッコー」とか「ナカムラ」あたりが似たような立ち位置だった。 そういうキットを本気で作るとこうなるよというアプローチは私も時々やるので、つい見入ってしまいます。 |
|
いよいよ完成が見えてきましたね。 |
|
あの当時は作らなかったけど、この素晴らしい完成品を見ていると、いつかは・・・と思ってしまいます。 |
その完成度の高さは、この静岡に並んでいる数多くの作品の中でも一歩抜きん出ていると思います。 ため息しか出ません。 |
色々なメカを積んだコンテナが流れていくシーンは有名ですよね。 でもあのシーンは不自然なんです。 知っている人も多いと思いますが、本体の4本の脚の間隔はコンテナの長さより狭い。だからコンテナは本体の脚の下をくぐれないんです。 発進シーンだけはそこをごまかして撮影しているんです。 |
ニチモの1/200ですね。 |
|
彼とは去年初めてお会いし、今年も楽しくお話できました。 この新作も、難しい「キャンディ塗装」と「透かし文字」に挑戦し、見事にパフォーマンスを向上させています。 来年はさらにどんなチャレンジでみんなを喜ばせてくれるのでしょう。 |
何とルーフが電動で自動開閉するんです。 |
このような静止画像ではそのすごさは伝わらないので、ご本人のサイト、あるいは皆が撮影した動画(あちこちにアップされている)で確認してください。 |
「GARAGE24」には「GT-R」2台と「パルサー」。 |
|
大物の「1/12 GT-R」が未完成だったこともあり、今年はいささか不完全燃焼気味。 来年は数が減っても、もうちょっとワクワクするものを持って行きたいと思うのであります。 |