第26回 モデラーズクラブ合同作品展報告 |
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写真は初日夕方の交流会の様子。20年参加のクラブ代表が田宮会長から感謝状を渡されているところです。 「伝説のカーモデルコンテスト同窓会連盟」にご協力いただいている「めが」さんが所属する「世界ブラックマント同盟」も受賞サークルの 一つでした。
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車談呆人 カー模deリング GARAGE24 |
代表の「さかもっちゃん」が去年黄色い新車を買ったから。 |
アメリカレベルのこのキット、なかなか良いって言ってました。 |
まあそうだよね。 |
ちょっと悔しい。
そういえば、ベネッセのサイトに |
メーカーを失念したけど、リアのトランクが開くキット。 しまっていたのが最近「発見」されたそうです。 |
静岡県民ではないので、よくわからないのですが。 |
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きっかけは彼からの 日曜日、お土産のお菓子を持参してやってきた彼の作品を見てちょっとびっくり。 早速GARAGE24のメンバーに見せたところ 「とりあえず今日は一日メンバー」 ってことになりました。
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当時と今では使えるツールの豊富さ(※1)、手にできる情報の量(※2)などは雲泥の差ですからそのまま比較はできないものの、それを差し置いてもこのレベルは実に頼もしいと思ったわけです。
※1 工具・塗料・素材 ※2 工作手法・完成作例画像・展示会で実物を見る機会 |
ただし少年の本分は勉強、部活、家の手伝い、友達と遊ぶことなんかだよ〜とは伝えています。
(あんまりプラモに夢中になってると、おじさんたちみたいになっちゃうよ。それはそれでまた楽しいのだけど) |
私の分はとっくにできていましたが、「SHUN 1/24」さんの二台が完成したのは金曜の午後でした。 |
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優勝・・・330P4スパイダー(屋根がない) と個々の形状や仕様は違うのですが、写真で見ると皆同じに見えちゃうかな・・・。 |
伝説のカーモデルコンテスト同窓会連盟 |
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私も日本公開当時(1967)、映画館に二回見に行きました。 もしかしたらあの映画でカーモデルに興味を持ったのかもしれません。
この白い車は、その映画に出てきた架空のF1(ヤムラ)。コグレキットをベースにした改造作品です。 ドライバーは主演のジェームズ・ガーナーそっくり。 |
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まさに「トリックアート」ですが、彼の職業はイラストレーター (一つ上の写真に図鑑が写ってる。誰かが勝手に置いたらしい です)。 |
信じられないのは、ここに写っている作品の多くがフルスクラッチだということ。 |
「プラ板を切った貼ったで」 と答えが返ってくるのですが、それって普通じゃないでしょ!って百回くらい言いたい。 |
繰り返しますが、キットじゃありません。 |
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いやはや、すごかった。 |
雑誌「モデル・カーズ」に掲載された作品で、スポークはステンレス線になっているなど、あちこち手が入れられています。 |
が目的です。 でも自転車だけの展示ではあまり目を引かないだろうとバービーに”協力”していただいたわけで。 おかげで立ち止まってみる人、写真を撮る人多数。 |
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プラモはまず金型を作り、そこに溶けた樹脂を流し込んで成型します。
少数のマニアに向けて商品を出したければ、例えば何らかの方法で原型を作り、シリコンで型をとってレジンで複製を作るやり方があります。 最近は3Dプリンタや3次元切削加工機の活用も現実的になってきました。 「ミーヤン」さんの作品のパーツやボディ(HONDA KAMUI)はまずShadeでデータを作り、それをもとに3Dプリンタ(光造形方式※)で制作されています。 ※3Dプリントには色々な方式があります。安いものは熱溶解積層法がほとんどですが、光造形方式はより精度が高い特徴があります。
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こちらはかつてのモデルカーコンテスト(1973年の第3回と1974年の第4回)に参加した作品。 プラ板で架空のフォーミュラカーを仕立てています。 惜しくも一次予選まででしたが、タミヤのカタログにはしっかり載っています。 |
何と!240ZGをベースにホイールベースを延長し、ルーフやドアも伸ばして260Z 2by2に改造したというとんでもない作品。 |
「最近、箱にしまってあるのを発見した。持ち上げたけど、崩壊していなかった」 とかおっしゃってました。 |
タミヤだけでなく、作りにくくて大変なプロター社のキットなども多数手掛けていらっしゃいます。
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どうして親子になっているかと言いますと、当時の飛行機は航続距離が短かったので、まずこの状態で出発して、親機の燃料がなくなったら空中で切り離し、子機がその先に飛んでいくって仕組みなんだそうです。 機体は前にできていたものの、接続の所がどうなっているかがわからず、最近その部分の資料が見つかって完成に持って行けたとか。 ちなみにキットはバキュームなので、中に木材で桁を入れたりして強度を確保しているそうです。 「K」さんは私より17歳年上。私も17年後もこのように精力的に模型を作っていたいです。
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「かつて参加した」 なんて方がたくさんいらっしゃいました。 |
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そうそう、これでした。懐かしいなあ。 |
会場で見たすばらしい作品 |
数は少ないですが、素晴らしい作品を紹介。
右は「かっぱコーヂ」さんのメルセデスベンツ300SL。 ものすごくきれいな塗装が印象的。 あ、トランクも開閉式に改造。 |
「kwn」さんの作品は今までネットでしか見ていませんでしたが 実物はその想像をさらに超えるものでしたよ。
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すごく美しかった。 |
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ヒロのキットのモノコックはホワイトメタル製ですが、この作品はそこにヘアラインを入れてステンレス風に仕上げています。 その他の金属パーツも、なるべく素材の特性を活かして仕上げています。 制作期間はほぼ一年だそうで。 |
尋常じゃない作品ですね。 |
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と言うわけで二年ぶりに参加の静岡展示会、たっぷりと楽しんできました。「GARAGE24」の来年のお題も決まり、何をどうやって作ろうかなんて考え始めています。 |