第21回 モデラーズクラブ合同作品展報告 |
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GARAGE24 |
「naga」君は就職活動その他が忙しく、今回は新作はなし。でも毎回顔が見られてとても嬉しい。 そして今年のお題は「派手な旧車」。メンバーの好きなテーマなので、力作が集まりました。
まずは「KAD」さんのMG-B。全体にかっちりした仕上がり、特にパネルの境界線でぼてっとしないところは私には真似のできないところです。 |
同時に展示した「茶菓餅」さんのコルベットと色がかぶるのがわかっていたので、コカコーラ仕様にしたそうです。 その勢いで自動販売機も制作。 |
何故かボディーを外したままどこかへ行ってしまったので、思わず撮影。 痛車は中を仕上ていくと楽しいですよね。 |
アルピーヌ好きのお客さんも多く、常に注目を浴びていました。 |
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私が持ち込んだ中では一番注目度が高かったです。 元ネタになった新潟関屋自動車学校さんの復刻版パンフレットも同時陳列。 |
本人も気を良くしちゃって、 「ビートルズのレコード盤を再現したんですよ」
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なんて丁寧に説明するものだから、こっちも全部覚えちまったわい。
この状況が他のメンバーに与えたショックは計り知れず、来年の裏テーマは「女の子にウケる模型」にしようかなんて考えてます。 (表のテーマはすでに決めています) |
Ducktailsさん |
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私が痛車を連続して作ることになるきっかけを与えてくださった方(バレバレ)の作品です。 「12気筒エンジンの真上にラーメン屋の屋台が載ってますが、まだこれは完成ではないんです。この後エンジンの熱でラーメンを茹でる寸胴を加熱するように・・・」 などとわけのわからないことをおっしゃってました。
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静岡オートモデラーの集い |
ちなみにこれはお兄さんの作品。 |
確認したかったのは、ボディーの塗り分けなんです。 デカールを貼ることを前提に、まずはどのようにベースを仕立てるかって所のセンス。それが素晴らしい。 |
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その努力がわかる、素晴らしいフィニッシュでした。 |
湘南さん |
工作過程を日々見ていたこともあって、その苦労の様子は知っているのですが、やっぱりすごいなと言うしかない仕上がりでした。 |
ボディーカラーも刺激的で、とても存在感のある佇まいでした。 |
ドア開閉やエンジン部の作り込みなど、見る人を圧倒する力作です。
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それが正直な気持ちです。 |
まさかTZさんが痛車をやるとは思いませんでしたが、それまでの一連の作品をあらためて眺めると、以前にはアオシマD1グランプリシリーズの「百式 Mk-弐」を作るなど、決してこっちの方向が嫌いじゃなかったらしいと納得。 |
閉めた時のチリもバッチリで、工作技術の確かさが伝わってきます。 |
言わずと知れたフルスクラッチってやつです。 まだ製作途中のものをこっそり見せていただきましたが、来年はこれが完成されて展示されるんだろうと思うと、とても楽しみです。 |
超絶作品など |
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模型では空中線が妙に目立つ作例が多いような気がするので、このさりげなさが逆に素晴らしいと感じました。 |
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「ヒロシ」さん |
お疲れ様でした。そして本当に素晴らしかったです。 |
模型多国籍軍 |
そういう作品がずらっと並んでいると、その一画全体がきらきらした感じになって、いつも「いいなあ」と感じています。 |
「ART-Hirano」さんのお仲間 |
今年はこういうのをいかがでしょう。 |
アオシマブース |
この個体は有名なものらしく、雑誌にも度々登場。聞いた話では世界で最も保存状態の良いものだそうです。 こうやって展示されているとその凄さを感じにくい面もありますが、展示会が終わってから「茶菓餅」さんに静岡駅に送ってもらっていた時、ちょうどこの車とすれ違いました。 ものすごいオーラを放っていて、やはりカウンタックは別物だなあと納得。 |
なかなか良い感じでした。 |
タミヤの新作 |
制作の様子を見ていましたが、
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ちゃんと完成させれば見た目の良いものになりそうですが、実車を縮小した模型を作ってるって感覚は薄いだろうと思われます。 これと対極にあるのがいわゆるアメプラですね。 |
チラシ |
私達の展示がバッチリ写ってました。また覗き込んでいるお客さんも顔見知りの方。その方たちにとっても良い記念になったでしょうね。 |
・出展している私達と、見に来た人がコミュニケーションを取っている様子が一つの絵になっている。 さあ、どうでしょうねえ。
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レセプション |
オードブルやビールも用意されています。 GARAGE24の某メンバー「このビールや食い物は誰が金出してるんだろう?」 私「そりゃ静岡模型教材協同組合だろうけど、モトはといえば俺たちがプラモを買った金だ。遠慮なく食べようぜ」 |
田宮俊作 理事長 長谷川勝重 理事 青嶋典生 理事 田宮昌行 監事 です。 この世界の公人なので、お顔と名前は公開させていただきました。 |
日曜日には田宮俊作会長さんが「助手」さんの案内で各展示ブースを回られ、私達のところにも立ち寄られました。 確か去年は私達のブースを眺めてはいただいたものの、短い会話で終わっていたのですが、今年はフォードA教習車に目を止めてくださったことや、助手さんが私のことを紹介してくださったこともあり、私が子供の時にT55コマンダー戦車で田宮模型を知り、その後長く模型をやっていることや、会長さんと古くからおつき合いのあるクリヤマ模型さんの近況なども含め、かなり長い間お話させていただけたのはありがたかったです。 田宮会長はこの世界では知られている方ですが、私は他のメーカーの社長さん方のお顔は知りませんでした。 そのためハセガワやアオシマの社長さんが合同展の各クラブを巡回されていても気づかなかったでしょうが、もし回っていなかったとしたら、あるいは回っていても声をかけていなかったとしたら、とてももったいないことだと思います。 ショウには日本中の”濃い”人たちがわざわざ時間と大金をかけて集まってくれます。この機会を利用し、色々な意見を聞いて製品作りに活かさない手はないと思うのであります。 そういう意味でも、毎年各ブースを熱心に回っておられる田宮会長さんってやっぱりすごいなあと思いました。 |