第3回七ヶ浜オートモデラーズエキシビション(七ヶ浜AME3rd)に参加しました

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2026年6月14日(日曜)、宮城県宮城郡七ヶ浜町中央公民館で開かれた第3回七ヶ浜オートモデラーズエキシビション(七ヶ浜AME3rd)に出展参加しました。

七ヶ浜AMEは車の模型を作っている「チぃ(@chii613555)」さんの個人的な想いからスタートしています。

「チぃ」さんによれば、東北エリアではカーモデル専門の展示会は岩手花巻市だけで、宮城県では合同展示会のみ。

宮城でも誰かがオートモデルだけの展示会を開催してくれないかなと長年思い続けていた。

だがそういう気配もなく、だったら自分がやるしかないと思って2年前にスタートさせたそうです。

私の知る限り、東北エリアにはこのようなクラブがあって例会や展示会などを開催しています。

私も昨年は東北六県モデラーズクラブ合同展示会に参加し、何人かの地元モデラーさんとも顔なじみになったのですが、今年は白石ではなく一関市で開催とか。流石にちょっと遠いかな。

だったら今年は七ヶ浜の方に行ってみようと思いました。

自宅から会場まではノンストップなら4時間弱。でも年齢が年齢ですから、二度ほど休憩しながら前日に会場近くのホテルに入りました。

会場です。
昨年は会場が手狭だったので、倍の広さの部屋を確保したとのことですが、それでも用意されたテーブルはすぐ埋まりました。

主催者サイドの作品は追加でテーブルを出して移動したほどです。

参加者は80人ほどだったそうで、去年の60人前後からさらに増えたそうです。

運営責任者は「チぃ」さんですが、 「チぃ」さんのご兄弟や、彼もメンバーになっている「東北モデルカービルダーズ」の方々も協力しているそうです。
今年のテーマは「’90年代に活躍した車両」。

この時代はプラモメーカーもたくさんの車種を出していて、素材には困らないですね。

私は初代プリメーラと三代目レガシィ(どちらも過去の愛車)で参加。

初代プリメーラは1990年〜1995年ですから問題ありませんが、三代目レガシィ(BE/BH系)は1998年〜2003年。

特に私のGT30は2002年型なので微妙なところですが、大雑把には一つの型式ってことでお目こぼし頂きました。

 

以下、つい足を止めてしまった作品を紹介します。車種や作者、力を入れたところは作品カードでご確認ください。

またトラックやバイクも数多くありましたが、省略しています。ご了解ください。

こちらもTOOLBOXさんの作品。

イマイ(もとは小暮)の1/16ロータス38。

1966年のインディ500ではジム・クラークの運転で2位入賞。

入手した時のキットの状況はひどくて、サスペンションの一部やタイヤは3Dプリンタで作ったそうです。

こちらはヴォッヂさんがご本人から作品を預かっての展示。
アクリルガッシュによる筆塗りだそうです。

 

1/12のロータス49/49Bが揃いました。
昨年も白石でお会いしている、仙台翼産会のJB1953さんの作品。
どこかで見た覚えがあると思ったら、2019年の柏崎に持ってきてくださっていたんでした。

フル開閉、素敵です。

他人事とは思えません。
最後に主催者の「チぃ」さんの作品。

今回彼はイベントの運営にほぼかかりっきりで、来場者に作品の解説をする時間はほとんど取れなかったと思われます。

ちなみに後方の紙袋はビンゴ大会の景品。

私としては彼の素晴らしい作品を数多く見られて幸せでした。
私の持ち込み分。

出品者の傾向としてフジミやアオシマのやや古い国産改造車が喜ばれると読んでいたので、極力その方向で揃えてみました。

反応はこんな感じ。

○1/12二台・・・人気あり。だったらみんなも作ればいいじゃないかと思うものの、ビッグスケールはとても大変だろうと思っている人がほとんど。確かに簡単ではないのだが。

○エンジンを作り込んだクレスタとクラウン・・・このキットを作った人も多く、修正の大変さを理解してもらえた。

この他の作品もおおむね評判は良かったが、ミニジオラマのアウトビアンキや逮捕しちゃうぞTodayの反応はやや薄かった。

今回の会場ではジオラマ風の作品がほとんどなく、東北のカーモデラーの間ではそういう方向はマイナーだったからかもしれません。

 

まとめ

関東以南に住んでいる人の中には新潟は東北の一部だと思っている人もいるかもしれませんが、新潟に住んでいる私にそんな感覚はありません。では新潟は何地方と 聞かれたらこれがなかなか難しいのも事実。北陸、甲信越・・・も何か違う。あえて言えば新潟はどこにも属さない単独エリアで、気持ち的には東京とつながっていると感じています。

私も仕事をしている時は出張と言えば99%東京でした。仕事で東北に行く機会はほとんどなく、東北は距離的にも気持ち的にも遠いというのが現実的感覚です。

そんな未知のエリア、東北にもモデラーは数多くいるし、クラブや展示会もたくさんある。昨年は初の東北遠征で白石にも出かけ、徐々に知り合いが増えています。今回の七ヶ浜AMEも前から行きたいなとは思っていましたので、思い切って参加することにしました。

結果として楽しかったのはもちろん、新たな刺激を多く受け、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。以下、感想を箇条書きに。

○美しく、色がきれいな作品が多かった
 全体を見渡した時、ピカピカしてカラフルな作品が多いなと感じました。あくまでも推定ですが、例えば主催者の「チぃ」さんの作品に刺激を受け、それを目標に精進している人が多いのではないかと思ったりします。また塗料の選択や塗り方の研究も進んでいるようで、ぱっと見た時に思わず足を止めてしまうカラフルな作品が数多くありました。
 私などはそのあたりは結構適当なので、逆に随分遅れてしまったなと感じました。

○フジミやアオシマの走り屋キットを使った作例が多かった
 フジミの「峠シリーズ」やアオシマの「ザ・チューンドカー」などはどこの展示会でも作例は多めですが、七ヶ浜では他にも増してその割合が高かったのが印象的でした。フジミやアオシマのちょっと古めの国産車キットは出来としては正直今一つだと思いますが、車種やバリエーションの多さはタミヤやハセガワの比ではなく、また値段も相対的に安価なことから、買いやすく作りやすいものが多いです。
 私もブツブツ言いながらも知らないうちにフジミやアオシマの古いキットを作っていることが多い。
 需要のある商品を供給するのがメーカーの基本だとすれば、フジミやアオシマってもしかしたらすごいメーカーじゃないかと見直してしまいました。

○一つの正解を求めている人が多いような気がする
 1980年代初頭、松田聖子が大人気になって若い女性はもちろん、その後デビューしたアイドル達も判で押したように「聖子ちゃんカット」にしていた時期がありました。
 今回の七ヶ浜では「美しく、色がきれいな作品が多かった」と書きました。確かにその方向はカーモデルの表現の方法の理想の一つなのですが、そこに向かっている人が妙に多いなとも感じました。でも聖子ちゃんを目標としている限り聖子ちゃんは越えられない。
 カーモデルの楽しみ方には例えば「複数のプラモを合体して売っていない車種を作る」、「フィギュアと絡める」、「汚す」、「ジオラマにする」、「スクラッチする」、「エンジンや室内を作り込む」、「電飾」などがありどれもが正解ですが、そういう方向の作例が他所よりも少ないのがちょっと気になった。
 仲間で模型を見せ合ったり一緒に並べることを重視するなら方向性を統一するのもありですが、「俺は俺の道を行く」作品がもうちょっと増えてもいいんじゃないかと思います。
 私の作品の方向性は七ヶ浜に来る皆さんと趣向が合わないかもしれませんが、その中にも何かしらの面白さを感じて頂けたなら幸いです。

何はともあれ楽しい時間を過ごすことができたし、多くの作品から刺激も受けました。この興奮を次からの作品に活かして行きたいと思っています。 「チぃ」さんを始めとするスタッフの皆さん、お疲れ様でした。