燕三条模型展に参加しました

2025年10月26日(日曜)、 新潟県三条市の三条ものづくり学校で開かれた 「燕三条模型展」に出品参加しました。

主催はSTC(三条タミヤファン倶楽部)、クラブ結成10周年ということで、1年遅れながらも展示会を開きたくなったそうです。

イベント内容は

・模型展示会

・俊作会長ありがとうコンペ

・難関!?ジオラマコース走破!

・RCカー体験会

の四つ。

大人だけでなく子供さんにも楽しんでもらえる企画になっています。

 

オフロードミニ四駆用のジオラマコース。

このコース、今回のために作ったのではないです。

確かSTCでは定期的にこういうイベントを開いているはず。

RCカーは4台用意され、子供達が楽しく遊んでいました。

私もちょっとやらせてもらいましたが、係の人に「上手ですね」と褒められました。

まあ昔、全日本選手権とかタミヤのワールドチャンピオン決定戦とか出ているし、操縦は体が覚えていた。

フリマもやっていました。

売っていたのは顔なじみの人たち。業者ではありません。

もともとは作るつもりで買ったものの、いよいよ置き場所に困り、死ぬまでに作り切れるわけないと悟り、安値で放出。

100%とまでは行かないものの、相当売れたみたいです。

俊作会長ありがとうコンペ。

7月に逝去された田宮俊作会長を偲び、田宮のキット完成品を箱と一緒に並べる企画です。

今回あらためて感じたのはパッケージアートの魅力。

模型屋で目にするのはまず箱絵。それが魅力的だとつい中を開けたくなります。

またその箱絵の仕上がりを理想としながら塗装や汚しにトライした人も多いでしょう。

タミヤは特にパッケージアートに力を入れていました。私も子供の頃から「タミヤのキットは他と違う」と感じていましたが、その理由の一つがパッケージアートの素晴らしさでした。

ある意味箱絵は永遠に届かない仕上がりの理想なのでしょうが、今回こうやって箱と一緒に並べられた作品の中には、むしろ箱絵を凌駕しているんじゃないかと感じられる作品が多かったです。

不思議なことにダメなプラモは箱絵も情けない場合が多い。

例えばガンダムブームに便乗して出てきた1980年代の粗製乱造金型流用パチモンプラモは箱絵もひどかった※。

これを買うと失望するぞと箱が自ら語っていました。ある意味警戒信号だったのかな。だとすれば良心的。

※東京マルイの「モビルフォースガンガル」とかアリイ(有井製作所、現・マイクロエース)の「太陽系戦隊ガルダン」とか・・・あ、言っちゃった

 

 

ちなみにこれは私。
以下、入選作。
 
ここから先は一般展示作品です。
作者は小学生です。
私の卓。

二週間前の長野と全く同じチョイスです。

満遍なく注目された印象。カーモデラーからはジネッタのグリーンの塗装についての質問が多かったです。

特に珍しい塗料を使っているわけではないのですが、まずはチップに色々塗ってみて、印象の良かったレシピを本番に使っていることを伝えました。

以上です。燕三条は日本でも有数のモノづくりエリア、模型を作る人にはおなじみの工具メーカーも多く、出品者の中にも”業界筋”の人が多くいます。

そんな彼らが作るプラモ作品が素晴らしくないわけはないとあらためて感じた展示会でした。

 
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