第2回燕三条模型祭 プラモデル展示会に参加しました

2024年6月30日(日曜)、 新潟県三条市の三条ものづくり学校で開かれた 「第2回燕三条模型祭 プラモデル展示会」に出品参加しました。

模型祭では「プラモデル展示会」だけでなく「ホビーフリマ」、燕三条の工具メーカーが出店する「工具市」 なども同時開催されました。

以下、ピックアップしてお伝えします。

会場レイアウトです。

三条ものづくり学校は10年前に閉校した小学校の施設をそのまま活かして運営されています。

ここは元体育館で、とても広い。

中央の「工具市」では模型工作に使える様々な ツールを販売。

「ホビーフリマ」。

ガンダムやミニ四駆系が多いなって印象。

そして「プラモデル展示会」。

出品者は36名。前回は20名だったので大幅増加。

いつもの顔見知りはもちろんですが、今回初めて展示会に出品したって人も結構いらっしゃいました。

10時半の開場とともに人がどっと流れ込んできました。
その多くはフリマ目当て。

なんだかんだと言ってお安く買えますからねえ。

ちなみに出店者の中にはいわゆる「業者」さんもいたんでしょうが、私がちょっとお話しした方の多くは「個人」でしたね。

いろいろ買い溜めているうちに在庫がどうにもならなくなって処分しに来たって方もいました。

他人事ながら気にして見ていましたが、皆さん結構捌ききれたようで何よりでした。

プラモデル展示のジャンルは極端に偏ることもなく、私には結構バランスが取れているなと感じられました。
私は新作中心に持って行きました。

親子連れが多かったこともあってか「走るイニシャルD(別名:逃げるおっさん)」に子供が群がる状況に。

このためなかなか席を外すことができない状況が続きました。まあ嬉しい悲鳴ですけど。

模型、特にカーモデルをやっている人の間ではやはり「レガシィ」が注目されていました。

「キール」さん。

注目は右下に写っている小さなジオラマ。

南の島に配備された二式大艇が砂浜に引き上げられている様子です。

スケールは1/700。

砂浜の白さと海の青さのコントラストは目にまぶしく、

「大瀧詠一の”君は天然色”のジャケット(イラスト:永井博※) を思わせる」

・・・とは本人の談。

よくわからない方はこちらを聞きながらご覧ください。

ちなみに女性の方にも人気だとおっしゃってました。


わたせせいぞうでもないし、鈴木英人でもないか・・・。
あ、すみませんねえ。私達そういう世代なので。


以下は「いつもの方々」の展示風景。

展示会で並べる作品のチョイスって難しいです。

よくあるパターンは「新作中心」「力作中心」でしょうけど、そればかりやっているとどうしても持って行くものが固定されてしまう恐れもある。

初めてその人の作品を見る人にとっては良いのかもしれませんが、一緒に展示している仲間からすれば、何度も見たものばかりで新鮮味がない。

 

そんなことも意識しながら展示を眺めてみると、例えば「Sho_taro」さんは今回カーモデルではなく全部ミリタリーもので統一。

「びーでざ」さんはロシア戦車。
「ポカモト」さんはハーフトラック。
「ケイン」さんはギャラクティカで統一。

こういったことができるのも、彼らの家にこれまで作った様々なジャンルの完成品が大量にあるからです。

ベテラン勢恐るべし。

ちなみに「ぢぇり」さんの5台の共通点は”頂き物のレトロキット”だそうで。

確かに私の手から渡ったものもある。

彼はとにかくどんどん作る人。制作スピードも早いんですよね。

それを知っている周りも、彼にキットを渡せばほどなく完成させてくれるだろうと思って、ついストックをあげたくなっちゃうのかもしれません。

聞くところによると、最近またニチモの1/12ロータスヨーロッパをいただいたそうで、ほどなくその完成品も見られることでしょう。

レポートは以上です。

燕三条エリアは「ものづくりのまち」として全国に知られています。模型関係でも特に工具類はここで作られているものが多い。今回のイベントで工具メーカーとのコラボが実現しているのも、このエリアならではだと感じます。

次回も楽しみです。