NIPCOM 第15回プラモデル展示会に参加しました

 展示会INDEXへ戻る 

最初におことわり : NIPCOMに並ぶ作品の多くがガンプラなどのキャラクターメカです。それらの紹介は他の方々がXなどで色々やっていますので、私はほぼカーモデルの紹介に絞っています。そこんところ、宜しくです。

 

2024年7月14日(日曜)、 新潟市の朱鷺メッセで開かれたNIPCOM第15回プラモデル展示会に出品参加しました。

NIPCOMは運営の方々がガンプラ好きってこともあり、並ぶ作品もガンプラが多くなっています。

運営側がそれを狙っているわけではありません。むしろ他のジャンルのモデラーにももっと参加してほしいというスタンスです。

右は会場全景ですが、スケールモデラーの何人かは入り口近くの目立つ場所にまとまった場所が確保されています。

もしかしたらこれも私達への心づくしなのかもしれません。

私はまさに「角っこ」 で、入り口に最も近い場所。

入場してきたお子さま方を「走るイニシャルD」で足止めする役目を仰せつかっていると勝手に解釈しています。

また去年より出品者数が増えたこともあり、 一部はメイン会場隣のサブ会場に回っていました。
これは参加記念。
総括はこんな感じ。

参加者数、作品数、来場者数、皆増えています。

平均年齢も二歳近く上がっていますね。

去年と全く同じメンバーが参加した場合、平均年齢は一つ上がります。

それが二つってことは

・若い人たちが参加しなくなった

・年齢の高い人たちの初参加があった

あたりが理由として考えられます。

そう言えば会場では

「模型の展示会に出るのは初めてです」

なんて人、しかもそれなりに高齢の人がいたなと思い出した。

なお言いたくはないですが、最年長は私です。

地元率は4割。つまり県外からの参加者は6割ってことですね。

NIPCOMは全国レベルの展示会なんです。

(とは言っても柏崎に来てくれる知り合いの中にはNIPCOMで抜けている三重がいるし、これまでだと佐賀もいた。そう考えると柏崎も大したものだ)

ガンプラ偏重になりがちなNIPCOMですが、主催者がその空気を変えようとしたのかはわからないものの、今年は新たに「F1ミーティング」が実施されました。

1/20のF1を持ち寄って並べる企画です。

30台を超える作品が集まり、発起人の一人「ken16w」さんもとても喜んでいました。

カーモデラーが少ないNIPCOMなのに何でこんなに多かったかと言えば、出品者の多くがガンプラモデラーで、今回の企画をきっかけに久しぶり、あるいは初めてF1を作ったというケースが多かったからです。

でも作品のレベルは驚くほど。一つのジャンルに秀でた人は、他のジャンルでも非凡な作品を作れるんですね。

 

並べ方は最終的に年代順になりました。F1の進化の様子が良くわかっていいですね。

一番古い車は1963年のロータス25。

私のロータス49Cもこのあたり。

ここは真ん中付近。

作品全体の6割くらいは1990年代です。

多くの人にとってF1と言えばこの時代の車、いやドライバーでしょう。地上波放送もやっていましたしね。

ちなみに

「F1なんて同じところぐるぐる回って何が面白いのか」

と言う私の奥さんですら、セナ・アレジ・プロスト・ハッキネン・シューマッハ・中嶋悟・鈴木亜久里・片山右京あたりは知っています。

 

2000年代はわずかにこの二台(MP4-30)。

最近のマシンのキットは種類も少ないし、仕方ないのですが・・・。

ちなみに奥さんに

「フェルスタッペンって知ってる?」

と聞いてみたけど、耳にしたこともないそうです。

以下、並んでいた作品を年代順にご紹介(全体の半分ちょっとです)。

順に見てゆくと、F1の進化が良くわかります。

 

1963年。
1965年。
1970年。
1981年。
1982年。
1987年。
1990年。
1990年。
1990年。
1991年。
1992年。
1992年。
1992年。
1994年。
1994年。
1998年。
2015年。
2015年。
以下は私の目を引いた作品。
以上です。カーモデルが少ないNIPCOMですが、むしろ他のジャンルの作品の海を漂うことで、テーマ選びや表現方法のヒントを 掴める場合もある。その意味でも参加するメリットはあります。

最後に。 このような大きな展示会を運営するスタッフの皆さんに感謝の言葉もありません。