第6回松本城下町モデルコレクションに参加しました

2025年4月12(土)〜13日(日)、松本市で開かれた第6回松本城下町モデルコレクションに出品参加しました。

松本の展示会に出るのは三度目ですが、過去二回は会場のすぐ近くにある松本城に寄りもしませんでした。

以前何度か来ていたからですが、今年はちょうど桜の開花シーズンの開催ってことで、朝に寄ってみると結構いい感じで咲いていましたよ。

 

展示会は毎年参加者が増えており、ついに今年は

・一人当たりの展示スペースが半分に

・参加可否は希望者による抽選

になってしまいました。

こんなに人気になった理由の一つは、プロモデラーが作品を持って参加してくれることにあるでしょう。

アマチュアモデラーにとって雑誌など に掲載された素晴らしい作品を直に見れる機会は貴重です。

さらに自分の作品を見てもらい、アドバイスもいただけるとなると是が非でも参加したくなります。

(画像は清水圭さんの作品)

プロモデラーの方々(数名)はどちらかと言うと情景系に強い方が多い印象。

その影響なのか、松本の展示会に並ぶ作品はジオラマの比率が多いような気がしますし、フィギュアも 彼らプロモデラーのタッチをお手本にしたものが多いような気がします。

(画像は齋藤昌也さんの作品) 

 

では会場で見た素晴らしい作品を紹介します。解説は最小限にしました。まずは地元のカーモデラーから。
 

発熱弾性体さん。
おがっぱさん。

 

全て1/24の普通のキットを切った貼ったしています。
例えばこれはタミヤのポルシェ934がベース。
ヒデローさん。
あるてっくさん。
このあたり、とても作りにくかったとのこと。
ZEROさん。

 

Sho_taroさんは私と同じ新潟から。

 

新旧911。
タミヤの最新キットの作り易さに感動したそうです。
take_bb4さん。佐渡から参加。
展示会の運営代表、おすとろんさん。
 
ここからは「One+Oneコンペティション」参加作品。

一般の閲覧者による投票数で上位三名が表彰されます。

個人的に特にいいなと思ったものをチョイスしました。
誰が作ったのかはわからないようにしての展示ですが、誰が見てもSho_taroさん。
参加作品の中で一番刺さったのはこちらでした。
私にない技術、私にない発想。
私もBMWで参加。

”カーモデル好きの人”には注目され、かなりの手ごたえはあったものの入賞には至らず。

その理由はなんとなくわかります。私も一般閲覧者だったらこの作品には投票しないと思う。

来年も参加できるのなら、作戦を立て直さなければ。

 
再び一般展示に戻ります。

こちらはとんでもなかった。

日の丸か〜。
スマホを構えているのか〜。
ジューイチさん。
今回の全展示の中で、私が一番いいなと思ったのがこちらの作品。
モケイのジカンさん。
メンバーのヤマモンさん。
松月支店さん。
keel(キール)さん。
Lizさん。

キットはトロンモデル(中国)製だそうです。

存在感ありますねえ。

ちなみに鉄腕アトムのアニメの白黒版は1963年1月1日から1966年12月31日まで放送。小学生の私も見ていました。

最終回の「地球最大の冒険」で、アトムは地球を救うために太陽に突っ込むというとんでもない終わり方をします。私も見ていて呆然としました。

私含め当時の子供たちの心に深い傷を与えた手塚治虫、とんでもない男です。

schuさん。
オヤジGUNさん。
kyuさん。

このダンバインはご自身設計による3Dプリンタ出力品。

タミヤ作品の展示コーナー。
艶が異常に綺麗で、思わず「何これ!」。
チームオジーンズさん。
メンバーの一人、小林章宏さんはcobaanii mokei工房(コバアニ模型工房) の社長さん。

私もお世話になっています。

私の卓。

スペースが今までの半分になったので、作品の一部は初日と二日目で差し替えています。

一番人気はやはり「走る頭文字D」。子供さんはほぼ全員が足を止めます。

二番人気は二台のトヨタ車でしょうか。国産旧車キットは作る人も多いですし、エンジン部分のディテールアップは魅力向上手段としてわかりやすい。

逆に「ポルシェ910」の注目度は今一つ。実車があまりにも古くて、馴染みがないからかもしれませんね。

なお、「ウィリアムズFW09っぽいF1」は、一部の人にとてもウケたと言っておきます。

 

松本の展示会に参加するのは今回で三度目ですが、来るたびに参加者や閲覧者が増え、地方とは思えないほどの大規模なものになっています。その分運営側の負担も増すわけで、とても片手間でやれるレベルではない。

代表の一人「おすとろん」さんも「自分たちの手に余るほどの規模になり、今年はもう開催できないんじゃないかと思ったが、若い人たちの協力もあって何とか開くことができた」とおっしゃってましたが、確かにそうだろうなと感じました。

展示会に参加し、多くの人と交流するのはとても楽しい。でもそれができるのは、その機会を用意してくれている人がいるからです。今年もあちこちの展示会に顔を出すつもりですが、常にそんな気持ちを忘れずに出かけて行こうと思います。

 
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