第19回柏崎模型展に参加しました

 展示会INDEXへ戻る 
 
2024年7月7日(日曜)、柏崎市民プラザで開かれた第18回柏崎模型展に参加しました。

柏崎は生まれてから保育園の頃まで住んでいた場所。また中学生の時に東京から戻ってきてから高校卒業まで過ごした街です。

私は「柏崎模型好楽会」のメンバーではありませんが、会長のK君とは中学生の時からの模型友達なので、人集めに協力している・・・そんな立場です。

ありがたいことに最近は全国から人が集まるようになりました。その中には知り合いも多いものですから、だべっているうちにあっという間に時間が過ぎていきます。

以下、会場でつい撮ってしまった作品を紹介します。

あまり解説は入れませんが、雰囲気だけでも味わってください。

MARUMASA製作所さん。
脱力感あふれる解説をいつも楽しみにしています。
そう言えば以前、車の雑誌で見たんですが、サンバーを緑に塗って黄色のラインを入れ、「サンバーダート !」とか言いながら農道を走り回ってる記事があったな。

もしネタに困ったらそういうのを作るのはいかがですか? ジオラマとか汚しのスキルも向上するし。

ヘンティカンさん。

前週の「燕三条模型祭」ではお世話になりました。

同じくマサコバさん。
こちらは地元会員の作品。
ビッグスケールのフルハルモデルはやっぱりいいな。
「ドラカールオーセベリ」

1904年にノルウェーのオーセベリ農場墳丘墓で見つかった8世紀頃のバイキング戦闘船です。

私が子供の頃、模型屋のちょっと高いところにあったような気がします。

ガメ吉さん。

でかいZはイーグルモスの1/8。

ご本人はこの車に乗っていて、今回も自走してやってこられました。

スポイラーは自作、その他室内も8トラックオーディオとか色々改造されています。

kumadnessさんは群馬から参加。

模型展示会の出品は初めてとのこと。

隣にはお父様が。

親子で出展っていいですねえ。

サイボーグ009は1964年に漫画連載が開始されています。

私はその時10歳だったのでもちろんよく覚えている。

その後テレビでは3回アニメ化されています。

・1968年
  NET(現・テレビ朝日)系列 、モノクロ

・1979〜1980年
 テレビ朝日系列、カラー

・2001〜2002
 テレビ東京系列

モノクロ版も見てはいましたが、やはり009人気を決定づけたのは「誰がために」がオープニング曲だった二回目でしょうね。

このキットも1982年7月に「(有)マーク」から発売されています。

この作品が出るまで、「サイボーグ」なんて言葉を知っている人は私含めほとんどいなかったと思います。

「ロボット」「アンドロイド」「ヒューマノイド(男性形)」「レプリカント」「人造人間」などは呼び方の差こそあれ基本的に人工物。

これに対し「サイボーグ」や「改造人間」は人間だった部分がかなり残っている(特に脳みそ)ところが違う。

人は基本的に「ロボット」にはなれないが(※)、「サイボーグ」はそうではない。

でもなりたいかと言われたら、体がむずむずするのが正直なところじゃないでしょうか。実際009にしても仮面ライダーにしてもロボコップにしても本人の許可なく改造されちゃってますし。

(※エイトマンは人間の時の記憶や人格が全て電子頭脳にコピーされているので、ロボットの中では異色ですね)

このキット、見ているとすごく懐かしく感じます。見られて良かった。

あえて一言言わせてもらうと、当時の漫画雑誌に出ていた島村ジョーの解剖図は肋骨などがあり、それに守られた人工心臓とか人工肺とかが書かれていたんですよね。

それがちょっと気持ち悪かったけど、無理やり改造された感があってリアルだった。

このキットは中がいかにもロボットなのがちょっと残念。マルサンの人体解剖模型とまでは行かなくても、もとは人間なんだったってことが伝わるような造形だったらもっと良かったかな。

工作途中の状態を見せるのも「あり」ですね。
以下、埼玉組。
一瞬「???」となって、その後すぐ「そうか!」となる。
40年ぶりにガンプラを作ったら、キットの進化に驚いたって書いてありました。

こちらの零式は1/700の3Dプリンタ出力だそうです。
全部セナが乗ったF1。

精力的に作っているとこういうこともできるようになるんだ。

こちらはNOZOさん。
今回の展示会で見た中で一番わけがわからなかった 「NISHI-setsubi ※unofficial」さんの作品。
要するにこれは、キングジョーをモチーフに自分でデザインして、3Dプリンタで出力したって解釈でいいのかな。
各種設定も、ご自分の世界観ってことでいいのかな。
これ、市販品じゃないんだよね。
ヒャッハーなミニ四駆。

何台かありましたが、実際に走るものと走らないものがあるそうです。

最後はさかもっちゃん。

カーモデラーの理想の作品がここにあるような気がします。
私は今回こんな感じ。

古い作品も少し持って行きました。

最近の作品や自信のある作品ばかりを持って行くと、いつもの方たちに同じものばかり見せてしまうことになる。

昔の作品はまだ色々あるので、都度なるべくお色直しして持って行きたいですね。

あとはいつものように

・プラモ争奪大会

・ラーメン出前

・赤城着艦ゲーム

などで遊びました。

今回提供したプラモは埼玉から参加のZR−1さんはじめ数名の方からの提供によるもの。

お陰様で皆さんにあまねく行き渡り、喜んでもらえました。

無理にとは言いませんが、持って帰ったプラモは極力完成させ、いつかここで見せていただければ嬉しいです。