私は今新潟市に住んでいますが、生まれたのは柏崎市。保育園の時に親の転勤で東京(吉祥寺、その後幡ヶ谷)に引っ越しましたが、中学の途中にまた柏崎に舞い戻り、高校卒業まで住んでいました。
柏崎模型好楽会の会長は中学・高校の同級生で、プラモを通じて友達になりました。そこから55年間の腐れ縁です。柏崎模型展をどういうスタイルで運営するかについては時々相談されることはあるものの、基本的には彼の意向を尊重し、私は「人集め」が
主な役割だと考えています。
柏崎はスケールモデル、特にカーモデルが充実していますが、そこに私の影響があることは否定しません。また新潟でガンダムなどのキャラクター模型を見たけ
ればNIPCOMが、飛行機が見たければ新潟エアクラフトモデラーズ展示会など色々ありますから、上手に棲み分けているのかなとも思います。
何度か書いていますが、柏崎は普通の展示会とは違い、
・事前申し込み不要
・スペース割り当てなし
・参加料なし
・コンペなどはやらない
・会場でラーメンの出前が取れる(ご飯はスタッフ側で用意)
・ゲームやプレゼントもある
となっていて、初めての人は面食らうかもしれません。でも逆にアットホームな雰囲気になり、県外から来る知り合いも「だから来たくなるんだ」と言ってくれます。
展示会を開くには会場レンタルやゲーム景品だけでなく諸々の費用がかかりますが、それは会長含めた地元の柏崎模型好楽会メンバーの持ち出しになっています。でも彼らも県内外から来てくれる人たちに喜んでもらえればと、ホストに徹しています。
私がジャンケン大会でプレゼントしているキットには貰い物もありますが、在庫処分で困っていた人から安価に引き取ったものや店で普通に買ったものも多い。正直相当な持ち出しになってはいるんですが、柏崎模型好楽会メンバー同様
・楽しければいいじゃん、趣味なんだから
・喜んでもらえればいいじゃん、趣味なんだから
が基準になっています。
このスタイルがずっと続くかどうかはわかりませんが、来てくれた人の多くが「楽しかった」と言ってくれるなら、それが何よりの喜びです。
・・・・・・・・・
そういえば一つだけ・・・。
今回参加してくれた人たち、その多くは顔見知りでしたが、全く初めての方も相当数いました。テーブルに置かれた作品を見て
「これは素晴らしいな、初めての参加者らしいが誰が作ったんだろう」
と思うことが結構あったんですが、作品カードがなく、ご本人もネームプレートをつけていない場合が多いので、探しようがありません。
今回は主催者の方でネームプレートは用意していませんでしたが、慣れた人は自分で用意している人も多いです。
(今回私は不精して静岡の時のものを使ってしまったが)
せっかくリアルな展示会に出すのでしたら色々な人と顔見知りになった方が、その後の世界も広がるんじゃないかと”私は”思います。
来年参加される方はそんなことも心の隅に置いていてくれるとうれしいです。
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